日常の転倒リスクから大切な人を守りたい
ー「motte」は製作者の体験をもとに考案されましたー
今から10年ほど前の出来事です
歩行が困難な高齢の母親は外出するときは常に杖をついていました
歩行に支障あると外出をひかえるようになります だんだん気力も衰えてきます
息子である考案者は少しでも元気づけようと海外旅行に連れ出しました
南の島は気候もよく高齢者には絶好の気分転換になりました
旅行終盤に食事を終えてホテルの玄関まで帰ってきたとき事故は起きました
歩行がおぼつかない母親には常に健康な父親が寄り添っていました
この時も石畳の段差に気をつけながら手を取って誘導していました
が恐れていたわずかな段差につまずいてしまいました
とっさに父親は手に力を込めて支えようとしましたすでに小柄になってしまった母親ですので支えることは簡単‥
となれば良かったのです
実際は顔面から石畳に激突し顔面打撲 メガネは飛び散りました
高い重心の手で支えようとしたのが逆効果となり止まったコマのように
転んでしましました
高齢者はとっさに膝を曲げたり手を突き出すことができません
傍にいた考案者はこの事故を目の当たりして こりゃいかん と考えました‥
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