日常の転倒リスクから大切な人を守りたい
ー「motte」は製作者の体験をもとに考案されましたー
今から10年ほど前の出来事です
傍にいた考案者はこの事故を目の当たりして こりゃいかん と考えました‥
幸いにも母親の打撲は軽傷ですみました
体重が軽かったのが幸いして顔面の擦過傷も浅く胸をなでおろしました
しかし これほどヒヤリとさせられたことは初めてでした
なぜこうなってしまったのか考案者は転倒シーンを何度も回想しました
杖をもつ手ともう片方は父親がつかんだ手
常識的には完璧なサポートではなかったか?
なぜ体力が上回る父親がその瞬間に対応できなかったのか
これで転倒を防げなかったらどうしたらいいのか
シミュレーションして気が付きました
人間が思いもかけないところでつまづいたとき手に力が入らないのです
足がつまづいた瞬間に無意識に上半身の力がぬけてバランスをとろうとします
それから手でなんとかしようと力がはいります
つまり転倒開始の瞬間には手はフニャフニャ
サポートする人が気が付いて手に力をいれてもタイムラグが発生して間に合わないのではないかということです
歳をとると反射神経と運動神経が鈍るため手の動作も遅くなります健康な高齢者が転倒して顔面を怪我するのことが多いのもこのためです
話は前後しますが製品が完成して専門家の方々にこの事について伺うと
だいたい同じような答えが返ってきました
私の前では転ばない…
続きは近日中に更新
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