日常の転倒リスクから大切な人を守りたい
ー「motte」は考案者の体験をもとに考案されましたー
当時父親は老人会の役員をしていました
老人会は老人の暇つぶし…こんな印象を部外者は
持ってしまいがちですが…実際は息抜きなのです
そして組織として運営されている以上 誰かが管理しなければなりません
メンバーはそれぞれが身体の不調 病気 介護など絶対に他人に負けない大問題を抱えています 解決策が見つからないまま格闘し 疲労し 半ば絶望している中で老人会は”せめてもの息抜き”なのです
息抜きなので面倒なことはしたくないのです
そして
ついついお調子者の元気な老人に頼ってしまいます
緊張と慣れない雑事の日々 加えて老人会の世話…
このころから父親は睡眠障害がひどくなってきました
同じころ突発性難聴を患い片方の聴力が失われました
コミュニケーション能力の低下が新たなストレスとなり集中力が低下し物事が思いどおりに運ばない…父親のイライラは溜まっていく一方でした
我慢の限界を超えた父親は精神科を受診することになりました
”うつ病"と診断されました
(次号に続く)
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